ボウリングのスコアを上げるためには、スペアをしっかりとっていく必要があります。スペアの取り方に決まりはありませんが、できるだけ成功率が高い投球をした方が良いです。ここではスペアを取るための一例を紹介したいと思います。
基礎知識
まず基礎知識として知っておいた方が良い点として、レーンにはスパットと呼ばれる▲の点があり、ファールラインにはガイドと呼ばれる7つの点があり、ここではそれぞれの点をドット呼ぶことにします。。
まずは、このドットとレーンを結んだラインをイメージしてどのように投球するか考えましょう。ドットとスパットを結んだライン上にピンがあります。
また、覚えておきたいポイントとしては3番ドットと4番スパットを結んだラインに7番ピン、5番ドットと4番スパットを結んだラインに10番ピンがあることです。
ピンを見ながら投げると投球は安定しません。スパットもしくはもう少し手前側を見て投球することが望ましいでしょう。それではスペアの取り方を下記図の4種類に分けてご紹介します。
2番、4番、7番ピン
2番ピン、4番ピン、7番ピンが残った場合は1投目の立ち位置をスパット1個分~2個分右側にずらし、1番ドットから2番スパットをめがけてフックボールを投げるのが良いでしょう。
また、ストレートボールで狙う場合は3番ドット付近から4番スパットを目標に投球しましょう。
1番、5番、8番ピン
1番ピン、5番ピン、8番ピンはストライクコースと同じライン上にあります。1投目と同じように投球しましょう。1投目が安定している方は問題なく取れるピン配置になります。
3番、6番、9番ピン
3番ピン、6番ピン、9番ピンが残った場合は1投目の立ち位置をスパット1個分~2個分左側にずらし、4番ドットから3番スパットをめがけてフックボールを投げるのがよいでしょう。レーンコンディション次第で曲がり方も異なるのでレーンごとの微調整が必要になります。
10番ピン
10番ピンが残った場合は、5番ドットから4番スパットにストレートボールで投げる方法があります。また、ややフックボール気味に投げる方は4番ドットから3番スパットを通しても良いと思います。いずれにしても10番ピンは良く残りやすいピンなので、自分にあった投球方法を確立しましょう。
まとめ
冒頭でもお伝えしましたが、スペアの取り方に決まりはありません。端的に言えば取れればそれで問題ありません。ここでは、スペアを取るためのヒントをいくつかご紹介しました。参考になるところを取り入れてスコアアップを目指しましょう。